Youtubeをはじめとした動画コミュニケーションが盛んです。画像と音声と文字が使える動画は表現力が豊かです。かつては動画を撮るとなると、手間もコストもかかったのが、今ではスマホひとつで高画質な動画を手に入れることができます。
しかし、動画には文字や静止画にはないリスクがあります。それは時間です。動画を見るには時間が必要です。人間の時間感覚は、どんどん早くなっていると言われます。歩くスピード話すスピードなど、通常の動作の速度が昔に比べて速くなっているそうです。漫才の喋るスピードも如実にちがいます。若手芸人のしゃべりは早くて聞き取れないと言う声もあります。そんな現代人は、たった15秒もガマンできません。動画を見始めて面白くなければ見るのをやめてしまいます。
情報を求めている人だけが見る説明動画なら別ですが、何かを訴求しようとする動画では、冒頭の興味付けが大事です。
また、説明動画でも分かりにくい動画は途中で他の動画を探されてしまいます。
そう言う面で、動画で最も重要なのは構成と見せ方です。
訴求する動画には、時間のリスクを克服する構成と見せ方の工夫が必要です。